Sound of Fairlight Magic

フェアライト、シンクラヴィアに代表されるデジタルオーディオワークステーション黎明期の名盤

Trans / Neil Young

Trans

ニールヤングがシンクラヴィアを導入して制作したテクノポップ作。クラフトワークのコンピュータワールド(81)を聴いて作り始めたであろう"Computer Age"など、ほぼ全編ボコーダー処理されたヤングのボーカルが聴ける。後に(と言っても27年後だけど)発表したダニエルラノワとの実験作"Le Noise"(2010)を思えばその音楽的好奇心の一端であったことは明確だが当時のフォロワーはどう受け止めただろう。1983年1月10日。