Sound of Fairlight Magic

フェアライト、シンクラヴィアに代表されるデジタルオーディオワークステーション黎明期の名盤

Exit / Tangerine Dream

Exit -Remast-

ジャーマンエレクトロニクスを代表する電子音楽ユニットによる11作目。彼らはグループのエンジニアも務めたWolfgang Palmと共同で開発していたPPG Waveや独自シーケンサーを制作ベースとしていたが本作は試験的にシンクラヴィアを導入した。次作以降は製品化したPPG Waveを2台購入しこれを中心としたサウンドプロダクションが展開された。エドガーフローゼによるとシンクラヴィアを購入予定だったがその半値で買えるPPGを2台買って1台をバックアップに使う方が好都合であったとか。83年作"Hyperborea"からWavetermで拡張されワークステーション化したPPG Wave Systemでのプログラミングが制作ベースとなる。
1982年9月1日発売。
Hyperborea

Hyperborea