Sound of Fairlight Magic

フェアライト、シンクラヴィアに代表されるデジタルオーディオワークステーション黎明期の名盤

Panorama / Claude Larson

Panorama

Panorama

Panorama

  • Claude Larson
  • エレクトロニック
  • ¥1069
50年代から演劇グループや音楽出版、テレビ番組の音楽制作や海外での現地音楽の録音(特にアフリカ地方の音楽取材に献身し70年には南ア・ケープタウンに移住)などに携わり、70年代後半から電子音楽分野に目を向け、シンセやコンピューターを駆使したライブラリーミュージックを多数発表している独キーボーディスト/作曲家によるフェアライトを駆使したエレクトロ作品。ドイツらしい牧歌的、瞑想的なシンセインストゥルメンタル。ラーソンの多くの作品に参加しているサックス奏者/作曲家・Manuel LandyがLyricon(初期型ウインドシンセ)で参加。ラーソンは70年代後半にRoland MC-8の試作機を所有、同時期に発売した同社のモジュラーシンセ・System-700などを駆使し打ち込みを早期から取り入れ、フェアライトも試作機2号を所有し同機のヨーロッパでの販売代理などに関わるなど精力的にエレクトロニック機材の普及に尽力している。また82年にリリースした"Dynamic Meditations"(Vol.1"Elements",2"Materials")シリーズ以降はシンクラヴィアも使用している。発売日不明。