SEIKOよりもAKINA、世界進出すべきはこの作品だったのでは!?
日本を代表するアイドルによる8作目。コンセプトからビジュアルワークなども含めてこの時期の集大成的な作家陣の起用、サウンドメイクに至るまで実験性とポップ性が両立した傑作の一つと言える。明らかな打ち込みによるリズムプロダクションをベースにしているのは久石譲がアレンジを担当した1曲のみだが、その他にも後藤次利、清水信之など当時フェアライトを使用していたアレンジャーや井上鑑が名を連ねていることからそれに相当するような制作環境が想像できる。1985年8月10日発売。