Sound of Fairlight Magic

フェアライト、シンクラヴィアに代表されるデジタルオーディオワークステーション黎明期の名盤

Traumatic 極東探偵団 / 高中正義 Masayoshi Takanaka

TRAUMATIC・極東探偵団

サディスティックミカバンドでの活動を経てソロでは70年代以降のフュージョンシーンを牽引したギタリストによる12作目。EP-4での活動などで知られるアレンジャー/キーボーディスト・川島裕二を起用し打ち込みを多用した83年作"Can I Sing?"以降、自身でもシンセやドラムマシンの打ち込みを務める作品が続く中、本作は高中に加えハイファイセット松任谷由実の作品に携わるキーボーディスト・新川博がPPG WaveやEmulator、DX-7などデジタル機材を多用。この時期のミヒャエルローターのようなジャーマンエレクトロニクスをも彷彿とさせるミニマル性を孕むエレクトロフュージョン。1985年7月21日発売。