Sound of Fairlight Magic

フェアライト、シンクラヴィアに代表されるデジタルオーディオワークステーション黎明期の名盤

This Time / Marlene

ジス・タイム
15歳でマリリン名義(83年に改名)でデビューしたフィリピン出身のジャズ/ポップシンガーによる10作目。セッションギタリスト/アレンジャーとして多くの作品を手掛ける鳥山雄二がアレンジ/サウンドプロデュース(ギター、シンセも担当)を務めた本作はムーンライダースなどの作品に携わる辻伸夫、同じくムーンライダースChage & Askaなどの作品に携わる森達彦によるプログラミングをベースに多くのシンセを駆使、またニューヨークでレコーディングされジャズ/フュージョン系キーボーディスト・Philippe Saisseなど海外ミュージシャンも多数参加している。以下、使用機材リストより抜粋 - Emulator II,Linn 9000,Memory Moog,Mini Moog,NEC PC-9801 V,Oberheim Xpander,PPG Wave,Prophet 5,Pro-One,Drumtracks,T-8,Roland SBX-80,TR-727/808/909,MC-4, D-50; MKS-70 / 80,Yamaha DX-7,DX-7 II FD,TX-816他。サブスクなし。1987年9月21日発売。