Sound of Fairlight Magic

フェアライト、シンクラヴィアに代表されるデジタルオーディオワークステーション黎明期の名盤

Digitalian Is Eating Breakfast / 小室哲哉 Tetsuya Komuro

Digitalian is eating breakfast

TM Networkでの活動や80年代以降の数多の楽曲提供、プロデュースなどで知られるキーボーディスト/作曲家によるソロデビュー作。この頃に導入したシンクラヴィアを駆使したボーカルアルバムで初期のデジタル録音作品としても高く評価された。歌い出しに「ウ」の一音サンプリングを差し込んだというデジタル編集上の逸話は有名で、実際に録音したボーカル素材を細かくずらすなどの微調整が行われている。オペレートは録音、ミックスを手掛けた日向大介(インテリアなどで活動)が担当した。また同時期に制作していた劇伴作品"天と地と オリジナルサウンドトラック"(90)、この時期に改名したTMNの"Rhythm Red"(90)、"Expo"(91)でもシンクラヴィアが多用された。1989年12月9日発売。
‎小室哲哉の「天と地と」をApple Musicで
‎TMNの「RHYTHM RED」をApple Musicで
‎TMNの「EXPO」をApple Musicで